ビーズ

夏のおしゃれアイテムといえば、ビーズです。ビーズは透け感があり、みているだけで涼しそう。暑い夏を元気に乗り切るための、お手軽ジュエリーとして大人にも子供にも大人気ですね。ビーズを使った夏のシュシュをつければ、うんざりするような暑さも多少和らぐかもしれませんよ。

ビーズを使ったシュシュには、2種類あります。ビーズだけを使ったものと、ビーズとナチュラル素材を組み合わせたものですね。ビーズだけを使ったシュシュは、もちろん見た目もゴージャスです。基本は、ヘアゴムにかぎ針で糸を編みつけていきます。ビーズは事前に糸にすべて通しておきます。あとはかぎ針で糸を編みつける間に、均等にビーズを編み込んでいくだけです。ビーズだけで作る場合は、大きめのものを選んだほうが作りやすく、見た目もはなやかです。夏専用にするなら、透明感のあるビーズを選ぶといいですね。プラスチックビーズだけでなく、木や竹のビーズを入れていくと大人の雰囲気になります。シックでいいですね。

ナチュラル素材との組み合わせは、センスを問われる一品です。レースシュシュやリボンシュシュに直接縫いつけたり、チェーンをつけたスワロをつけたりすることもできますよ。ふるくなったシュシュのリメイクにもちょうどいいですね。うまく見せるコツは、ビーズをつけすぎないことと、色を上手に合わせることです。

ナイロン

女性がよく使うシュシュ。最近では意外な素材を使ったものも出てきましたね。たとえばナイロンです。えっ、ナイロンでシュシュなんて作れるのと思うかもしれませんが、ナイロンでも種類を選べば、うんと可愛いシュシュがお手軽に作れるんです。

シュシュにぴったりなのは、ナイロンタフタと呼ばれる素材です。薄手のナイロンで、撥水加工や裏にコーティングがしてあるものです。よく子供用のポンチョやレインコートに使われていますね。おもに雨具に使われる素材ですが、うすくて張りがあり、かさばりません。しかも色柄が豊富なのが、ナイロンタフタ最大のメリットでしょう。子供のレインコートなどを思い浮かべていただければお分かりのように、発色がよく、プリントも様々です。最近ではリバティプリントなどもあり、大人でも十分使えるものになっています。髪につけるシュシュとしては、色味のはなやかさと分量から言ってちょうどいい素材ですね。

ただし、自宅で手作りしたい場合は多少のコツがあります。まず、ミシン針をいつもより少し細めにしましょう。めやすとしては、9号くらいがいいですね。ミシン糸は普通のものを使えます。ナイロンは比較的縫いやすい素材ですから、家庭用ミシンで縫製ができます。化学繊維なのでつるつる滑るのが難点ですが、ゆっくり縫えば大丈夫です。

レースのシュシュ

女性ならレースが大好き。ほんのちょっとした部分に使うだけで、いっきに乙女度があがるアイテムがレースです。ですがロマンティックな素材なだけに、使う分量を間違えるとコーディネートから浮き上がってしまう可能性が大きいです。その点、シュシュならインパクトは大きい割に、清楚なイメージを作れます。レースで作ったシュシュは、大人の女性にも使いやすいアイテムですね。

レースシュシュを選ぶときは、色と素材で選ぶといいでしょう。レースにもいろいろな種類があり、ナイロンのものもあれば、コットンもあります。またレースの幅によって、ゴージャスさが変わってきます。幅広のものほどどんどんゴージャスになりますね。このあたりは用途に応じて、チョイスしましょう。日常使いのレースシュシュならあまり幅広でなく、コットンのものがぴったりです。髪をまとめるだけでなく、手首につけたり、かごバッグにつけたりと使い道もアイデア次第です。

レースシュシュの色は白が基本ですが、はなやか過ぎると感じる場合はちょっと生成りがかった色味にすると肌の色とあわせやすいです。アイボリーという色は、もともと日本人の肌の色に合わせやすい色なんですよ。とくに年齢的に真っ白はちょっと・・・と思う場合は、アイボリーやペールブルーをつかうと、より大人なイメージでさわやかにコーディネート出来ますね

綿

女性に人気のシュシュ。おしゃれな雑貨屋さんなどでよく見かけますが、最近は手作りする人も多いようですね。自分の好みの素材を使って、自分だけのシュシュを作るなんて、楽しそうです。
シュシュは作り方が簡単なだけあって、素材選びが大切です。基本的にあらゆる素材で作れるものですが、今回は綿について考えてみましょう。

綿素材は、プリント地やごく薄のローン生地などさまざまです。色や素材が手に入りやすく、値段も安いのが魅力です。ですが、この種類がたくさんあると言うのが曲者。同じコットン素材でもシュシュにしやすいものと、作るのにちょっとしたコツがあるものがあるのです。
シュシュ作りに最適なコットンは、コーデュロイや別珍のようなやや厚みのあるタイプです。厚みのあるものはそのままチューブ状にミシン縫いしてゴムを入れれば出来上がりです。一方で薄くて皺になりやすいコットンをシュシュにしたいと思ったら、同じように作るときれいに出来ません。たとえば、サイズが合わなくなったお気に入りのブラウスをシュシュにリメイクしたい時などは、もうひと手間かけたほうがいいのです。
コツは簡単。縫い代をつけて長方形に断ったコットン布に、ミシンでステッチをかけておくのです。ステッチは長い辺に対して平行に、5ミリ幅くらいでかけます。多少歪んでも構いませんが、鉛筆やチャコペンで薄くガイド線を引いておくとやりやすいですよ。これだけで生地がしっかりして、洗濯をしても形がくしゃくしゃになりません。ミシン糸はポリエステル糸にすると、よりしっかりします